明治維新の廃藩置県後も
続いた「人頭税(にんとうぜい)」の
廃止をもとめる運動がおこり、
新潟出身の中村十作と
沖縄の城間正安らが、
日本政府に直接直訴するために上京。
政府の人頭税廃止の約束を取り付けて、
帰島した1894(明治27)年に、
中村ら一行を漲水(はりみず)港で出迎え、
漲水のクイチャーなどを踊りながら、
鏡原にある馬場に至って、
ここで盛大な祝宴を催したらしい。
鏡原越(カガンバリグス)ぬナダラ馬場(ンマバ)ぬど
フニラ嶺(ンミ)ぬ南(パイ)眺(ナガ)めかぎさ
(鏡原越の馬場はなだらかだけれども、
フニラ山の南はとても眺めがよいところです)
「鏡原馬場あやぐ」より
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