2011年11月30日水曜日

宮古島の宿──ホテル サザンコースト宮古島

11月21日のブログ「11月の宮古島滞在」で予告したとおり、これまで、ぶらぶら猫が利用した宮古島の施設を、紹介していきたいと思う。
第1回は、ぶらぶら猫が宮古島ではじめて利用したホテルである「ホテル サザンコースト宮古島」だ。ぶらぶら猫が4月10日の「浜岡原発止めろ!」デモに参加し、間違っても石原慎太郎なんか知事に選んでくれるなよと、都民の良識に期待しつつ、都知事選挙で共産党候補に投票(ぶらぶら猫はけっして共産党シンパではないが、候補者の中では唯一まともに思えた)した翌早朝の便ではじめて宮古島の土を踏んだ日に泊まった、記念すべきホテルである。
ただし、特別な理由で、このホテルを選んだわけではなく、1泊付きの安いツアーで利用できるホテルが、ここと、後日紹介することになると思う「ホテル ニュー丸勝」の2つだったからにすぎない。「丸勝」の方が街中に近くて便利そうだったが、「サザンコースト」の方が新しくて、ビーチに近いという理由で選んだのだ。
結果として正解だったと思う。別に「丸勝」が悪いという訳ではないが、やっぱり新しくてきれいなホテルは気持ちがいいし、窓から海が見えるのもうれしい。とりわけ宮古島初訪問だったので、いきなりディープな宿にはまりこむよりも、ある程度、都会人でも抵抗なく溶け込め、リゾート気分も少しだけ味わえるこのホテルは、宮古島入門者にはとっつきやすい宿だと思う。
実際、口コミによるランキングサイト「トリップアドバイザー」の宮古島のホテルランキングでも、常に5位あたりにランクインしている。また、新しいホテルゆえ、無料LANが各部屋に完備されていることも、仕事に追われていたぶらぶら猫にはうれしい利点だった。なにしろ、内地のシティーホテルではほぼ常識となった無料LANも、宮古島ではまだまだ完備されていないホテルが多い。いまだに1時間○○円のパソコンブースを用意しているホテルがあるほどだ。
「ホテル サザンコースト宮古島」の客室窓から見た風景。海の向こうに伊良部島が見える。6月には連れ合いと一緒に反対側のツインルームを利用したが、こちらは港が見え、どちらも景色はよかった。


2011年11月29日火曜日

どうでもいいけど……

あまり続けるとしつこいし、大人げないので今回限りで言うのはやめるが、先日のAKIRAさんのブログにぶらぶら猫の写真だけ掲載されなかった件。ぶつくさ言っていたら聞こえたのか、写真がアップされた。

しかし、作品だけ、それも当方で撮影してブログで使っている写真。他の参加者のにこやかな顔が並ぶ下に、なんか唐突で、変ですよ。卒業写真に、1人だけ欠席して枠囲みで載せられたような、寂しい気分。AKIRAさんの歌には勇気づけられ、癒されてきただけに、こんな悲しい思いをするなら参加しなきゃよかったとも思う。

まあ、昨夏に、連れ合いがCDまとめて注文した時には無視されたし、彼とは縁が合わないのかも。

とはいえ、もともと人様に見てもらうような顔でもないし、ネアリカという使えそうな技法を教えてくれただけでも、こっちとしては大きな収穫だったので、とりあえず感謝!!

2011年11月28日月曜日

ネアリカ挑戦!!

27日、片道2時間以上をかけて、福生までネアリカの展覧会とAKIRAライブに行った。
ネアリカは、メキシコの先住民族ウイチョルに伝わる毛糸絵画で、AKIRAさんが制作技法を日本に持ち帰って広めたものだ。

どちらかというと抽象的な心象風景を描いたといえるネアリカ(もともとウイチョルのシャーマンが幻覚サボテンを食べて見たヴィジョンを描くものだという)は、具象画のぶらぶら猫とは違う世界の絵画だと思っていた。しかし、その「匂い立つ」ような極彩色を見ているうちに、「これは宮古島の光を捉えるのに使えるのではないか?」と急に思い立ち、展覧会と同時に開催されたワークショップに参加してみたのである。

展覧会を開いたのはHideさんとSachikoさんご夫妻。2007年にAKIRAさんが主催した「輝け! 日本ネアリカ大賞」に金メダル(Hideさん)と銀メダル(Sachikoさん)を受賞し、AKIRAさんが日本のネアリカ作家の第一人者と認めるお二人だ。さすがにAKIRAさんの認めるお二人の作品とあって、色使いといい、構図といい、力作が並んでいる。これまで、あまり原色系の絵画に縁のなかったぶらぶら猫だが、その色彩に感動してしまった。それでいて、他の画材、たとえばアクリル絵の具などとはまた違った「暖かさ」と言おうか、「親しみやすさ」と言おうか、が感じられた。



HideさんとSachikoさんの作品の数々と
ギャラリー中央でネアリカ制作に挑戦する人たち

ぶらぶら猫もワークショップでネアリカに初挑戦。宮古島の美しい海がどれだけ表現できるかに関心があったので、青のグラデに挑戦。加えて、Hideさんの作品中にあった、まるでIllustratorの透明機能のような透ける表現に興味を持ったので、それも実験。なにしろ初めてなので、なかなかうまくいかなかったが、Hideさんたちのアドバイスも聞きながら、なんとか小品を完成させることができた。

同じワークショップに参加した他の方の作品はAKIRAさんのブログ(アキラマニアのNew 天の邪鬼日記http://ameblo.jp/akiramania/)に紹介されたが、なぜかぶらぶら猫1人だけ載せてもらえなかった(仲間外れにされたようで悲しいぜよ、AKIRAさん!!)ので、ここに紹介する。

ぶらぶら猫の初ネアリカ

ネアリカに挑戦する前、ひとつ危惧していたのは、根気が続くかどうかだった。ぶらぶら猫はこれまで、鉛筆デッサンから居酒屋の看板絵まで、たいていの画材は試してきたが、ペンや筆で描くことはいくらでも、何時間でも飽きずにやれるのに、エアブラシのマスキングとか、版画とか、Illustratorのパス切りなど、いわゆる「絵を描く」のとは違う方法には、どこか抵抗感を覚え、途中で投げ出したくなる性癖があったからだ。ところが、このネアリカは、けっこう楽しく熱中することができた。これなら宮古島に行ってからのメイン技法として使えるかもしれない!! いや、すぐにでも大きいのを1つ作ってみようという気持ちになった。それだけ、この絵画技法の面白さと可能性に魅せられてしまったようだ。ネアリカの世界を教えてくれたAKIRAさん、そしてHideさん、Sachikoさん、ありがとう!!

Hide & Sachikoさんの個展は12月5日まで
12月4日にもネアリカのワークショップがあるので、興味がある人は是非参加してみるとよい。子どもでも楽しめる。
場所:ATELIER NOTE(アトリエ ノート)
 〒197-0011 東京都福生市福生2049
     TEL 042-530-3730




2011年11月27日日曜日

来月の宮古島

次の宮古島訪問(帰島)の日が、12月15〜21日に決まった。
もっと長くしたかったけれど、15日前は仕事の都合がつかず、年末は家族と過ごすことを考えると、この1週間が限界だった。
これまでは宮古島に行っても仕事に追われる日々だったけれど、今回は早めに仕事を終わらせて、宮古島での関係づくりと創作に費やしたい。今度はスケッチブックも持っていこうと思う。
あと、リフォーム業者さんと屋根の塗り替えをどうするか決めなくては。

2011年11月23日水曜日

2つの世界

脱原発をめざし、警察や右翼の妨害にもめげず頑張っている経産省前のテントを訪問。
今日は10時から、「原発・貧困・非正規労働をなくそう」と訴える「オキュパイ! 丸の内デモ」 の座り込みスタートとあったのに、きわめて静かなもの。

午後1時過ぎに日比谷公園からスタートしたデモも、参加者は100名程度だろうか?
もう少し盛り上がりを期待していただけに残念。

ここ数日、19日に千葉県八千代市で開催されたライブで聞いたAKIRAの歌が 頭の中を何度も巡っている。実は彼のライブを聞くのは3回目だったのだが、 いつ聞いても彼の歌には心に染み入るものがある。
同じように彼の歌が大好きな人たちが日本全国にいて、各地からお呼びがかかり、 年間150以上のライブをこなすそうだ。「負けろ、負けろ、負けろ…」と歌うAKIRAの叫び声を聞きながら、日本は競争に勝つことしか考えない人々と、真剣に共生を考える人々の2つの世界に2分されてしまったように感じた。

2011年11月22日火曜日

次の宮古訪問(帰還)

せっかく宮古島民になったのに、寒い関東にいる。最初の予定では、12月引越予定だったのだが、諸事情により家族の引越は半年程先に延期になった。あまり長いこと家を空けておくのも心配なので、来月も帰りたいとは思っているが、なかなか予定が決められない。 明日23日の千葉県船橋市の気温は16℃(最高)/8℃(最低)、宮古島市の気温は24℃(最高)/21℃(最低)。

2011年11月21日月曜日

11月の宮古島滞在

11月4日の朝
11月3日の朝

10月31日からの宮古島滞在は10日で終えて、東京に帰った。といっても、ぶらぶら猫は、今月初めをもって宮古猫になったから、「帰った」ではなく、「行った」が正しいのだろうか?
せっかく宮古に滞在したのに、今回は仕事と「ムカデ対策」に追われた毎日だった。
それでも食事どきに、できるだけ、これまで利用したことのなかった店に行ってみた。また、初日と最終日は、これまた利用したことのなかったホテルに泊まってみた。
以下が、今回、利用した食事処&宿泊施設である。
それぞれの感想については、後日、暇を見つけて紹介していきたいと思う。

[食事処]
キッチンソルト
新香茶(あたらかちゃ)
ていだラーメン
宮古食堂
とくみね食堂
バッシライン
島茶屋 ヤッカヤッカ
花おばあ自慢の島とうふ
うまりずま
PURA VIDA(プラヴィダ)

[宿泊施設]
ホテルニュー丸勝
ホテルアトールエメラルド

ちなみに、事後報告になるが、これまで利用した施設は、以下の通り。

[食堂処]
丸吉食堂
居酒屋 琉球王国 さんご家
大和食堂
古謝そば屋
一休
ガーデンレストラン シギラ
宮古そば 郷土料理 なび家
じんく家
セレクト(カフェ)
市場の駅
楽園の果実
古謝食堂本店
VILLEAGE 琉球の風

[宿泊施設]
サザンクロス 宮古島
おにおん倶楽部
地球人の休憩所
一棟民宿 かなたや
リゾートヴィラ ブリッサ

赤瓦の琉球伝統様式の建物が美しい「花おばあ自慢の島とうふ」

2011年11月2日水曜日

Hello,Miyako-jima

昨日、自宅から一番近い、宮古島市城辺庁舎に転入届を出し、晴れて、宮古島市民(島民)となりました。

Good bye Tokyo

先日、東京都練馬区に転出届を出し、転出証明書をもらった。 10月31日夕刻に宮古島入りし、 翌11月1日、宮古島市に転入届を出す予定だ。 (とはいっても、実際はしばらく沖縄と関東を行き来することに なると思うけれど) 東京には1989年以来、杉並区を皮切りに、世田谷区、品川区、練馬区と、 約20年住んだことになる(途中、フランス・パリに1年間転出)。 人生の、初め20年は北海道、次の20年は東京ときたから、来る20年は 沖縄に住むことになるのだろうか?