今年のそれまでの台風は、
なぜか宮古島を避けて、沖縄本島ばかり襲っていたから、
今回は初めて台風直撃(に近い)を体験した。
畑のヒマワリも横倒し |
28日午後から北(北東)からの風が猛烈に吹き、
横殴りの雨が玄関ドアからも染み入ってくる。
当然、外には出られない。
この台風の突風は、
姿勢を低くしたら避けられるというものではなく、
地面すれすれに、
地上にある、ありとあらゆるものを
なめつくしていく。
サトウキビも横倒しになり、 緑の葉が少なくなってしまった。 風が一方向からだけではなく、 北〜南と一周したため、 キビの倒れ方は、 かき乱されたように グチャグチャになってしまっている |
深夜零時近くに、風が弱まって、
宮古島が台風の目に入ったことがわかる。
それからしばらくして、
今度は、南(南西)からの、
いわゆる吹き返しの風が猛烈に叩き付けてくる。
この吹き返しの風が、
意外に強烈で、
一般に、けっこう被害をもたらすようだけれど、
わが家は、さいわいなことに、
南西側にガレージや隣家があるので、
風が遮られて、
台風の目に入る前の北風よりも、
体感的には、ずっと安心して過ごすことができた。
台風に停電は付き物のようで、
わが家では、28日の夜11時くらいから、
翌29日のお昼過ぎまで、
約13〜14時間程度続いた。
もっと復旧の遅い地域もあったようだから、
この程度で、冷蔵庫の中身も無駄にせずに済み、幸いだった。
サトウキビは黄色くなり、 野山の緑は茶色くなり、 まるで内地の11月下旬のような景色に なってしまった宮古島 |
0 件のコメント:
コメントを投稿