2012年3月18日日曜日

宮古島で山羊のチーズは作れるか?〜はごろも牧場訪問

宮古島でワインが作れるようになったら、
ワインに合う食材も作りたいものだ。

沖縄の他の地域同様、
宮古島には山羊が多い。

山羊乳のチーズといえば、
本場ヨーロッパでは
牛乳のチーズよりも尊ばれるくらいだ。

ところが沖縄の山羊は肉食用ばかりで、
乳を利用しているところはない。
もったいないじゃないか?

宮古島の山羊乳でチーズを作って、
宮古島のワインとともに提供できたらいいのではないか?
半分冗談でそう思っていたら、
沖縄本島の中城村で
山羊チーズをつくっている人がいるということを、
あのソムリエ・田崎真也の弟の聡氏が編集長をつとめる
沖縄の食文化を扱った雑誌『食の風』で知った。
しかも、その人は宮古島出身だという。

これは会いに行かない手はないと思って、
ずうずうしくも出かけて行った。

中城村の海岸近くにある牧場
みるくやチーズの工場は少し離れた場所にある


すぐにでも山羊を飼う予定があるわけではなく、
将来的な可能性の視察というだけで
ぶらぶら猫に押しかけられ
はごろも牧場の新城さんは、さぞ迷惑に思われたことであろう。
お忙しい中を時間を作っていただき、申し訳なく思う。

ところで、はごろも牧場では、チーズ以外に、
乳も「やぎみるく」として販売している。
「やぎみるく」も「チーズ」も、
「山羊」というイメージから敬遠される人が飲んで食べても、
まったく抵抗がないくらい飲みやすく、食べやすいものに仕上がっている。
牛乳アレルギーの人でも安心して飲めるというし、
すぐれた栄養成分も含まれているので、
もっと広まってよい食材であると思う。

今すぐ山羊を飼う訳にはいかないが、
何らかの形で、宮古島出身の新城さんが努力して築いてこられた山羊牧場を、
宮古島にも根付かせたいものだ。



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