都会のような、きらめく光の洪水なんか存在せず、
夜は暗いことが「取り柄」の宮古島だけれど、年末はイルミネーションが登場する。
去る昨年(2012年)12月29日の夜、
宮古島に現れた2つのイルミネーションを見てきた。
1つは、上野にある、
「うえのドイツ文化村」のイルミネーション。
「イルミネーションフェスタ2012」として、
クリスマス前の23日から大晦日31日のカウントダウンまで、
実施されていた。
もう1つは、「第2回平安名岬(へんなさき)まつり」。
こちらは、
東平安名岬の駐車場から灯台までの遊歩道を、
畑の害虫退治用の誘殺灯を、
行灯のように並べて照らすという、
一風、変わった催し。
この誘殺灯はソーラーパネルで蓄電した電力を使っていて、
電源は必要なし。
ほのかに灯る紫色の幽玄な光は、
「エコアイランド」の名にふさわしい明かりでもあったのだ。
ほのかな紫色の明かりが、闇夜に点々と並ぶ 上の赤い光は東平安名岬灯台のもの |
この日の夜は、12月末とは思えない暖かさ。
イルミネーションといえば寒さに震えながら見るものという
イメージとはかけ離れた、
南国の夜でした。
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