防衛局の作業員とパワーショベル(ユンボ) 前日まではハンドマイクで相当な音量だったが、 新聞記事にされたため、この日はマイクなし |
翌日26日、「リュウキュウガネブ」ワインの試飲会まで時間があったので、
沖縄自動車道をとばして、再び高江に行く。
重機をともなった防衛局の作業員が多数やってきていて、
座り込みをやめて、ゲートを通してほしいと叫んでいた。
前日まではハンドマイクを使った、騒々しいものだったのだが、
マイクを使った「騒音攻撃」を批判する記事が地元沖縄の新聞にのったため、
この日はマイクなしとなったようだ。
新聞の効果絶大である。
中央の新聞、マスコミがもっとここで起こっていることを伝えてくれればいいのだが、
日米同盟を深化させたい彼らには無理なんだろうなあ。
ぶらぶら猫と連れ合いも、お昼までのほんの30分程度だが、
テントの中の座り込みに参加した。
それにしても、座り込みを続ける方も、防衛局の言いなりに叫び続ける方も、
何でこんなことに労力を消費しなくてはならないのだろうかと思う。
今、日本各地では、権力を持った強者が、弱者を排除することが行われている。
江東区堅川河川敷からのホームレス閉め出し、経産省前のテント立ち退き命令、
そしてここ高江。
権力は一体、何のために? 誰のためにあるのか?
ささやかに、静かに暮らそうと思っている人々の暮らしを守れないどころか、
破壊するような権力などいらない。
防衛局作業員の「工事車両を通してください」の連呼に耐える、座り込みテント内部の様子
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