2011年12月17日土曜日

愛育農園


愛育農園の小山さんご夫妻にお会いし、畑を見せていただき、「レンタルハウス」を利用させてもらった。夜は、食事に招いていただき、宮古島のいろいろな話をしながら、奥様のおいしい手料理をごちそうになった。農園野菜のサラダやパパイアのサラダ、ポトフが並び、素材の味を大切にした塩分控えめな味付けが、ぶらぶら猫の趣味にも合って、おいしかった。
自宅周辺に展開する有機野菜の畑
ハウスなど使えば収穫も増えるが、
あくまでも露地物にこだわるという
お借りしたお部屋といい、ご自宅といい、随所に「普通ではない」センスのよさが光っていたので、不思議に思っていたら、小山さんは宮古島に移住する前は、インテリアのお仕事をされており、もともとはグラフィックデザイン畑出身とのこと。世界や日本を旅してまわった挙げ句、宮古島の美しさと人のよさにひかれて移り住んだという。
もともと農業をやりたくて移住したわけではなく、「おいしい物を食べたい」という思いが、自分で野菜作りをはじめるきっかけだったというから、ぶらぶら猫にも共通するところがある。それにしても、今や、宮古島のホテルやレストランから引っ張りだこの農園に発展させたのだから、すごいものだ。
愛育農園で栽培している野菜は、ハーブやレタス類、トマトなどの洋野菜が中心で、ゴーヤーなどの沖縄地場野菜ではない理由をたずねると、地場野菜はいくらでも作っている人がいるので、他の人がやっていないものをやりたかったとのことで、美術系のセンスだけではなく、経営者のセンスも兼ね備えているお人のようだ。
自宅前庭で育成中の苗
それにしても、農業はやっぱり体力(と気力?)が必要で、始めるなら、ぶらぶら猫の年齢も限界に近いと言われてしまった。やっぱり家庭菜園でほそぼそと始めるのいいのかな。これから、いろいろ教えてもらいに押しかけるでしょうが、どうかよろしくお願いします。

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