2011年12月18日日曜日

宮古島の宿---ゲストハウス 風家

友だちの友だちは、皆、友だちだ、ではないが、宮古島に来てからは人の評判、すなわち口コミで動くことが多くなった。パンの「空猫十字社」→bar「PURA VIDA」→野菜生産者「愛育農園」と来たように、出会った人から「あそこはいいよ」「あそこが評判だよ」と聞いて行ってみると、結構、ハズレは少ない。
12月17日の宿は、愛育農園の小山さんとの会話の中で登場した「ゲストハウス 風家」。正確に言うと、小山さんのお薦めというのではなく、「最近、農園に来た研修生など、風家にいたという若者が多い」という話を聞いたのだった。「一体、風家とはどんな宿なのか?」。体験してみないと気がすまないぶらぶら猫は、翌日の宿を風家に取ったのだった。
ゲストハウス 風家は、平良の夜の街イイザトの奥、なんともあやしげな場所にある。部屋は和洋の個室が3,000〜4500円であるが、何と言っても話題なのが、980円のドミトリーだ。さらに驚きなのが、このドミトリー料金にも、パンとコーヒーの朝食が無料でついていることだ。さらには夕食も500円で用意してもらえる。こちらも評判のようだったので注文。量こそ多くはなかったものの、煮魚や唐揚げ、刺し身が並び、十分な内容。管理人歴(そして宮古島歴、料理歴も)わずか1年の飛鷹さんが用意したというから、たいしたものだ。
ドミトリーは8畳程度の部屋に2段ベッドが2つ並ぶ定員4人。オフシーズンにもかかわらず満員だった。ベッドがギシギシ音を立てるのが、下のお客に気をつかいそうで気になったが、あとはまあまあ快適。朝食はパンとコーヒーだけが無料だと聞いていたが、ゴーヤーチャンプルーのおかずまで用意してあって、これで980円は格安だろう。
ちなみにこの宿のオーナーは名古屋出身とのこと。愛育農園の小山さんも名古屋、初日にいっしょに飲んだデザイナーの大島さんも名古屋…名古屋が多い!!
ただ、ぶらぶら猫にとって問題だったのはビルとトムという2匹のわんちゃんがいたこと。もちろん宿泊中は笑顔で「かわいいわんちゃんですねえ」と合わせてはいたが、実際は犬、とくに小型犬は苦手なぶらぶら猫なのである。(宿泊日:2011年12月17日)

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