2011年12月29日木曜日

宮古島の宿〜地球人の休憩所

2011年4月に初めて宮古島を訪れた時、1泊目はツアーに組み込まれていた「ホテルサザンコースト宮古島」、2泊目は「おにおん倶楽部」、そして最後の3泊目に泊まったのが、このゲストハウスである。3泊4日の旅で、ホテル、民宿、ゲストハウスという3様の宿泊施設に泊まったのは、よい経験だった。また、立地場所も、平良、上野、城辺と、3者3様である。
この宿に泊まることにしたのは、購入を決めた住宅から一番近い宿だったからである。これから住むことに決めた町で、夜を過ごしてみたかったのである。
宮古島に数多く存在するゲストハウスには、一般的にドミトリー(4〜6人の相部屋)と、個室が用意されてあるが、地球人の休憩所は基本的に個室。2階がオーナーの住宅になっている建物の1階部分、およそ3LDKの間取りを利用した、こじんまりした宿である。個室のほか、共同のトイレやシャワー、キッチンが備え付けられている。築年数も浅いし、手入れも行き届いているので、部屋や設備は清潔で快適。
他所に仕事を持っておられるご夫婦だけで経営され、ヘルパーなどは雇っていないため、宿内でのイベントや交流は控えめで、その分、客は自由で静かに過ごすことができる。とはいっても、ご主人は三線と唄を披露してくれるし、客層によってはにぎやかな夜となることもあるようだ。奥様もとても気配りの利く方で、気持ちよく過ごすことができる。そんなオーナーご夫婦の人柄に惹かれてか、城辺という、観光地から少し離れた辺鄙な立地にもかかわらず、リピーターも多いようだ。(宿泊日:2011年4月13日)

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